天鉄局NB運転区

国鉄天王寺鉄道管理局で活躍した車両の話題を中心に、鉄道模型(Nゲージ)とBトレインの話題なども記してゆきます。

快速が快速を追い抜く

模型から離れて、実車のお話。

 

昨日、阪和線に乗っていたら、不思議な光景に出くわしました。

多分、日常的に利用されている方は、しばしば(というかしょっちゅう?)見ているでしょうけれど・・・。

 

私が乗車したのは天王寺始発の和歌山行快速列車。

この列車が和泉砂川駅に到着すると、向かいのホームには紀州路快速が停車中。そして先発は私が乗っている快速でした。

 

紀州路快速日根野~和歌山間は各駅停車になる列車が大半なので、ありうることではありますが、やはり「快速」と記されている列車が「快速」に追い越されるというのはちょっと気になりますね。

 

具体的に書いておくならば・・・。

 

2159H 快速 和歌山行
天王寺17:07発 和泉砂川17:47着 17:48発 和歌山18:07着

4589H 紀州路快速 和歌山行

天王寺16:56発 和泉砂川17:45着 17:51発 和歌山18:14着

 

こういうことなんです。

しらなかったなぁ・・・。 

和歌山機関区の気動車(天ワカ 1968 & 1975)

和歌山機関区に所属していた気動車を昭和43年4月現在と、昭和50年4月現在で比べてみたいと思います。
本当はヨンサントー前夜と、ゴーサントーの後くらいで比較したかったのですが、資料がないので・・・。

 

 

形式 昭和43年 昭和50年
キロ80
21 22 23 43 44
45 46 47 59 60
3 4 21 22 23
24 27 29 30 43
44 45 46 47 59
60        
キハ80
42 43 44 45 46
48 49 50 51 52
113 114 115 116 117
118 142      
11 12 13 14 15
42 43 44 45 46
48 49 50 51 52
60 61 102 103 104
113 114 115 116 117
118 142      
キハ81  
1 2 3 4 5
6        
キハ82
26 27 28 30 31
32 72 73 74 75
76 77 99    
3 8 26 27 28
30 31 32 65 72
73 74 75 76 77
99        
キシ80
32 33 34    
         
3 6 17 22 24
30 32 33 34  
キロ28
20 33 35 36 37
45 48 51 76 81
82 147 148 149 150
151 152 167    
20 33 35 37 45
48 49 51 53 54
57 61 76 81 82
130 136 147 148 149
150 151 152 190 192
キハ28
314 315 316 317 318
319 320 321 322 323
324 325 326 327 328
413 414 429 430 431
442 443      
2044 2103 128 2172 2313
2314 2315 2316 2317 2318
319 2320 2321 2322 2323
2324 325 326 2327 2328
2427 2429 2430 2431 2442
2443 2447 2448 3002 3003
3004 3005 3006 3021 1022
1023        
キハ58
13 27 48 113 155
168 170 171 219 220
221 222 249 250 445
446 472 559 560 564
571 572 573 574 596
597 598 599 600 601
602 684 685 686 719
737 738 1031 1032  
26 44 73 92 113
117 155 168 169 170
171 172 173 219 220
221 222 249 250 312
401 445 446 472 559
560 564 571 572 573
574 596 597 598 599
600 601 602 625 626
671 672 673 684 685
686 690 691 696 719
737 738 1031 1032 1101
1102 1103 1104 1109 1110
1111 1112 1113 1114 1115
1137 1138 1139 1140  
キハ65  
71 72 73 83 84
キロ25
15        
 
キハ25
232        
 
キハ55
211 248 249 250 251
252 253 254 255 256
257 258 259    
 
キハ17
19 20 97 153 176
179        
 
キハ20
246 247      
 
キハ45
11 12 13 14 15
16 17 18 19 26
27 28 29 30 31
 

 

昭和43年には特急用の80系、急行用の58系の他に、準急用の55系や、普通列車用の気動車がまだ配置されていました。
しかし昭和50年になると優等列車用の車両のみとなり、またキハ81が最後の活躍の場として転属してきています。

和歌山線では通勤型気動車の35系が運用されていましたが奈良からやってきていたようですね。

20系客車の室内灯について

夜行列車を模型で走らせる時、先頭車の前照灯や、後尾車の尾灯は勿論ですが、各車両に室内灯をつけたいものですよね。

車端部となる車両には、前照灯や尾灯が標準で組み込まれた模型も多くなっていますが、流石に室内灯はオプションです。

昔は豆電球(というか麦球)の室内灯でしたが、現在はLEDを用いた室内灯が主流となっていますね。
LEDの色も白から、フィルターを用いて黄色がかった色にしたり、電球色LEDのものがあったりと、車内の色合いも好みで調整できたりします。

比較的よく見かけるのは、普通車は白色にして、グリーン車は電球色というパターンですが、実車はかならずしもそうではなく、特に昭和の車両となるとまったく当てはまらないように思います。

という訳で(?)、当局に比較的大所帯で所属している20系客車の、実車の室内灯について調べてみました。

 

用いた資料は『最新20系特急客車 関西鉄道学園編』というもの。
昭和41年10月15日印刷、昭和41年10月25日発行で、編者は関西鉄道学園、発行所は交友社となっています。

入手困難な本かどうかは知りません(古いので入手困難だと想像されれる)が、交友社の鉄道図書館サイトで閲覧することができます。

交友社 鉄道図書館TOPページ*1

 

この本の第2章に「2-8電気装置」として「形式別けい光燈および白熱電燈設備」という項目があります。

ここには各形式別に使用されている灯具が事細かにしるされています。ちなみに20系客車の場合は予備灯、尾灯など以外は蛍光燈が用いられていると記されています。

車内各所の電灯について事細かに抜粋するのは模型化に関しては無意味ですので、主たる天井灯について抜粋します。

 

形式 蛍光管種類 起動方式 備考
カニ21 FLR-40W ピットスタート  
ナロネ21 FLR-40W ピットスタート  
ナシ20 FLR-40W-DL ピットスタート 日車:半間接照明
日立:間接照明
ナハネ20 FCL-40W グロースタート  
ナハネフ22 FCL-40W グロースタート  
ナハネフ23 FCL-40W グロースタート  
ナハフ20 FLR-40W ピットスタート  
ナハ20 FLR-40W ピットスタート  

 

蛍光管の記号については、
冒頭の Fが蛍光放電管を表しており
2番目が Lは直管、Cは環状
3番目が Rはラピットスタート、Lはグロースタート
を意味します。ハイフンの後ろの数字はワット数でその後ろの記号が蛍光管の色を表します。
Wは白色、DLは天然色(そしてDは昼光色)を表します。

20系が活躍していた当時を記憶している方は、列車の室内灯は割と白色が多かった印象があるのではないでしょうか。

少なくとも、ナハネとナロネで室内灯の色を変える必要性はなく、もし少し変化を持たせたいのであればナシのみ色を少し変えてやるのが良いかもしれませんね。

*1:このサイトは近々移転しますが・・・

パンダくろしお と リラックマ山手線

先日より2編成が入線しました。

どちらも動物の絵柄が描かれた車両です。

ででん。

f:id:ef5866:20180829202702j:plain

いずれもKATO。

10-1277 E231系500番台リラックマ緑の山手線ラッピングトレイン
10-1506 287系パンダくろしお「Smileアドベンチャートレイン」

の2編成。どちらも室内灯取付整備済みです。

パンダくろしおは予約購入ですが、同梱品の発売日が延期になったため、8月中旬の入線となりました。

リラックマ山手線はパーツ&シール未使用という美品を見つけ即決。金額的には妥当なお値段でしたが、割引券やらなんやらで比較的お値打ち価格で落札できました。

 

ちなみにパンダくろしおの入線が遅れる原因となったのはこちらの車両。

f:id:ef5866:20180829203340j:plain

写真ではわかりにくいですが、
KATO 6068 キハ82 900

です。ヘッドマークは「くろしお」に換装済みです。

モデルは キハ82-901 ですが、同様にキロ80の先頭車改造で誕生したキハ82-902は和歌山機関区に所属した時期がありまして「くろしお」に変化をつける意味で入線させました。ちなみにキハ81とは所属時期がかぶっておりません・・・。

詳しくは、以下の過去記事をご覧下さい。


という訳で8月の入線車両紹介でした。

カニ22 シングルアームパンタ

EF58やEF59、EH10といった一部の旧型電気機関車に、PS22下交差パンタグラフが取り付けられたことがありましたが、それを思い出してちょっと遊んでみました。

f:id:ef5866:20180829173344j:plain

写真はちょっとぶれていますが、カニ22にシングルアームパンタグラフPS33Cを取り付けてみました。

#カニ22 #うそ電

キハ81

天王寺鉄道管理局に所属した車両の履歴を紹介します。

初回は紀勢本線で最後の活躍をしたキハ81系車両から。

 

 

全6両が昭和35年に登場し「はつかり」に充当。やがて新製配置された尾久客車区が受け持つ「つばさ」でも使用されます。
その後、秋田に転属し「いなほ」「ひたち」に運用されます。
そして昭和47年からは天ワカ所属となり「くろしお」で、昭和53年の「くろしお」電車化まで活躍しました。

 

キハ81-1

昭和35年9月15日 落成(帝国車輛):新製配置(尾久)
昭和44年9月28日 尾久→秋田
昭和47年10月1日 秋田→和歌山
昭和51年10月 休車 
昭和52年12月23日 廃車(和歌山)

 

キハ81-2

昭和35年10月31日 落成:新製配置(尾久)
昭和44年10月1日 尾久→秋田
昭和47年10月1日 秋田→和歌山
昭和51年10月 休車
昭和52年12月23日 廃車(和歌山)

 

キハ81-3

昭和35年11月8日 落成(近畿車輛):新製配置(尾久)
昭和44年10月3日 尾久→秋田
昭和47年10月1日 秋田→和歌山
昭和54年10月29日 廃車(和歌山)
昭和55年 交通科学館で保存展示
昭和61年 準鉄道記念物に指定
平成26年4月6日 交通科学館閉館
平成28年4月29日 京都鉄道博物館に展示

 

キハ81-4

昭和35年9月15日 落成:新製配置(尾久)
昭和44年10月1日 尾久→秋田
昭和47年10月1日 秋田→和歌山
昭和51年10月 休車
昭和52年12月23日 廃車(和歌山)

 

キハ81-5

昭和35年10月31日 落成:新製配置(尾久)
昭和44年10月1日 尾久→秋田
昭和47年10月1日 秋田→和歌山
昭和54年7月19日 廃車(和歌山)

 

キハ81-6

昭和35年11月18日 落成:新製配置(尾久)
昭和44年10月1日 尾久→秋田
昭和47年10月1日 秋田→和歌山
昭和51年10月 休車
昭和52年12月23日 廃車(和歌山)

 

 

ナハ20

20系客車は寝台車というイメージが強いのですが、実際にはナロ20やナハ20といった座席車もありました。また最初期はナハフ20だけでナハネフはありませんでしたから、全車寝台とは考えていなかったのでしょうね。

そんな20系ですから、登場からかなりの期間座席車を連結した列車がありました。
(晩年にはナロネ21改造のナハ21という座席車が登場しましたが、それは別のお話・・・)

さて、模型の世界に目を移すとナハ20はKATOでは初期あさかぜセットでしか入手の出来ないレアアイテムでした。
しかし此処で朗報。

KATOから20系ゆうづるはくつるのセットが出ます。「はくるつ」といえばナハ20を連結した最後の列車です。ASSY販売はあるようですから、とりあえずこれでナハ20を確保する必要がありそうです。

ナハ20を確保できると、当方の手持ち20系で組める「あさかぜ」の時代範囲がさらに広がります。特にカニ22時代の「あさかぜ」を組成していますから、その時代範囲が広がるのは嬉しいことですね。

 いっそ、ナハ20を大量増備して、ナロ20、ナハ20、ナシ20と電源車、緩急車だけのオール座席車による20系昼行特急を組んでみるのも面白いかも。

実現していたら、どんな列車に充当されたんでしょうかね??
みなさんは、どんな列車を妄想しますか?