天鉄局NB運転区

国鉄天王寺鉄道管理局で活躍した車両の話題を中心に、鉄道模型(Nゲージ)とBトレインの話題なども記してゆきます。

紀州路 ディーゼル急行 編成記録

前回は紀伊半島を巡る気動車急行列車の、興味を引いた列車について記してみました。

 この記事で対象にしたのは ヨン・サン・トオ つまり昭和43年10月のダイヤ白紙改正ですが、この頃は急行でもまだまだ非冷房で運転されている列車が多かったようです。
私が子供の頃は流石に急行は概ね冷房化されていたと思いますが、普通列車や通勤電車では非冷房車も多く、地下鉄は冷房が無いのが当たり前という状況でした。

そんな訳で、いろんな車両の冷房化がいつ頃だったか調べている中で、いくつかの編成表を入手したので書き留めておきたいと思います。

今回は気動車急行の編成表で、紀伊半島を走った列車に絞ります。(ブログが天鉄局なので・・・)

 

昭和47年11月12日 急行「くまの」
714D くまの(京都→柘植→亀山→串本)
号車 車両 所属
8号車 キハ58 106 大ムコ
7号車 キハ28 45 福フチ
6号車 キロ28 50 大ムコ
5号車 キハ58 129 大ムコ

 

昭和48年6月21日 急行「しらはま2号」
512D しらはま2号(白浜→京都)
号車 車両 所属
?号車 キハ58 104 大ムコ
?号車 キロ28 50 大ムコ
?号車 キハ28 3008 大ムコ
?号車 キハ58 108 大ムコ
?号車 キハ65 86 大ムコ

 

昭和49年11月5日 急行「紀州2号」
903D 紀州2号(名古屋→新宮→天王寺
号車 車両 所属
8号車 キハ58 1140 天ワカ
7号車 キハ28 326 天ワカ
6号車 キハ58 155 天ワカ
指5号車 キロ28 81 天ワカ
指4号車 キロ28 149 天ワカ
指3号車 キハ58 690 天ワカ
指2号車 キハ28 3006 天ワカ
指1号車 キハ58 172 天ワカ

 

たった3例ですが、興味深いことがわかります。
キハ58系列は登場時は非冷房でしたが、やがて冷房化されます。
しかし冷房用電源確保の関係から、エンジンを2基積んだキハ58は単独では冷房装置を動かすことができず、キハ28に冷房用電源を積んで給電してもらう方式を取りました。キハ28は自車を含めて4両まで給電できる4VKディーゼル機関を搭載して、必要に応じて各車に給電する方式が採られました。
この時、キハ28は元番号+2000という改番がされているため、昭和48年の「しらはま2号」と同49年の「紀州2号」は冷房車が連結されていたことがわかります。
また「しらはま2号」は全車冷房だったと想像されますが、「紀州2号」は給電の都合から指定席車両のみが冷房されていたと推測されます。

手元には昭和43年~昭和51年のキハ58系列の冷房改造状況の資料があるので、次の機会には天ワカ所属の車両についてまとめたいと思います。

紀伊半島を巡る多層建て急行

昔は多層建て列車が頻繁に走っていました。
特に急行列車全盛期、それも短編成で列車が組める気動車急行ではそれが多かったようです。

天鉄局の受け持ち列車をいろいろと調べている内に、紀伊半島を巡る不思議な多層建て列車を見つけたので紹介します。

題材は昭和43年10月の時刻表から。
いわゆる「ヨン・サン・トオ」と呼ばれたダイヤ改正の実施された時です。

紀勢本線新宮駅を 8:25 に出発する「しらはま1号」は名古屋行き(紀勢西線経由)の列車です。白浜に到着後、白浜始発の天王寺行「きのくに4号」を併結します。
そして紀勢西線を北上し、この年の3月に東和歌山駅から改称された和歌山駅に到着します。ここで「きのくに4号」を分割し「きのくに4号」はそのまま紀勢西線を北上し(つまり阪和線を上り)天王寺に到着します。
「しらはま1号」はここから和歌山線に入り五条駅を経由し高田駅から桜井線に入ります。そして桜井線経由で奈良駅に到着。ここから関西線に入ります。亀山駅に到着すると「紀州2号」を併結します。
この「紀州2号」は「しらはま1号」と同様に名古屋行の列車ですが「しらはま1号」とは逆向きの紀勢東線を経由して走ってきます。

紀州2号」は紀伊勝浦駅を 12:24 に出発すると新宮駅に 12:43 に到着し 12:45 に出発します。ちなみに紀伊勝浦駅を出発した時は京都行の「くまの」を併結しています。
紀州2号・くまの」は多気駅に到着すると、鳥羽発京都行の「志摩1号」を併結します。そして前述の亀山駅に到着するのです。

亀山駅では「しらはま1号」と「紀州2号・くまの・志摩1号」が合流し、名古屋行の「しらはま1号」と「紀州2号」が併結、京都行の「くまの・志摩1号」の2列車に再編されます。

こうして「しらはま1号・紀州2号」は関西本線を走り名古屋に到着。一方の「くまの・志摩1号」は「しらはま1号・紀州2号」とは逆向きに関西本線を走り、柘植駅から草津線に入り草津駅大津駅を経て京都駅に到着します。

興味深いのは「しらはま1号」「紀州2号」はともに新宮駅から乗車することができる名古屋行急行で、両者は亀山駅で併結される訳ですが、「しらはま1号」の新宮発車は 8:25「紀州2号」の新宮発車は 12:45 と、実に4時間20分も時間差があることです。さすがに「しらはま1号」を通しで乗車する人はいなかったでしょうが、しかし興味深い運用です。しかも紀勢本線を東廻りと西廻りそれぞれで進んできて併結するのですから面白いですね。
ちなみに「しらはま1号・紀州2号」の名古屋到着は 17:30 ですが、新宮駅を 13:45 に出発する特急「くろしお1号」名古屋行の名古屋駅到着時刻は 17:52 です。

 

日根野電車区の103系

阪和線の車両は、その前身である阪和電気鉄道時代の鳳車庫を電車区として所属していました。

 

日根野電車区の沿革

昭和45年、日根野に鳳電車区日根野派出所が開設され、同49年には鳳電車区日根野支区となり、同53年紀勢西線天王寺~新宮)の全線電化完了の年に日根野電車区となりました。この時、鳳電車区の所属車両は全車日根野電車区に転属となり、鳳電車区は車両無配置で乗務員だけの配置となります。
現在は吹田総合車両所日根野支所となっています。

組織的には上記のような変遷ですが、イメージ的には鳳には水色の103系日根野には113系や223系、381系が並んでいるという印象が強く残っています。

そんな日根野電車区103系の所属を記しておきたいと思います。(所属は天ヒネですが、車両は鳳に並んでいます)

 

昭和50年半ばまでは通勤型電車の非冷房は珍しくなく、以下の編成表では青文字は冷房車を表しています。昭和59年の所属表を見ても、まだ全車非冷房という編成が少なくありません。 

 

1979年 天ヒネ103系 編成表

6連
天王寺 和歌山→
クハ103 モハ103 モハ102 モハ103 モハ102 クハ103
15 15 15 16 16 16
17 17 17 18 18 18
29 29 29 30 30 30
31 31 31 32 32 32
33 33 33 34 34 34
45 45 45 46 46 46
51 51 51 52 52 52
59 59 59 60 60 60
87 132 241 108 174 96
115 190 345 191 346 116
117 192 347 193 348 118
119 194 349 195 350 120
121 196 351 197 352 122
133 220 375 221 376 132
137 216 371 217 372 136
クモハ103 モハ102 サハ103 モハ103 モハ102 クハ103
6 79 2 129 238 535
13 86 106 99 151 518
23 105 7 272 427 508
24 106 8 112 190 504
27 112 66 82 104 536
28 113 65 109 178 567
30 117 80 72 72 554
31 118 67 118 205 546
32 120 6 168 319 8
33 122 88 81 103 26
34 123 25 140 261 516
41 134 140 71 71 86
47 143 71 122 217 2
48 145 5 148 277 521
61 163 3 160 294 517
82 197 290 123 220 591
95 216 1 125 226 89
110 242 4 95 139 6
117 254 26 83 107 534
羽衣支線用(3連)
←鳳   東羽衣→
クモハ103 モハ102 クハ103
5 78 545
26 111 538
109 237 541

 

1984年 天ヒネ103系所属車両

形式 番号 合計
クハ103
2 6 8 15 16 17 18 26 29 30
31 32 33 34 45 46 51 52 59 60
86 87 89 96 115 116 117 118 119 120
121 122 132 133 136 137 193 194 504 508
516 517 518 521 534 535 536 538 541 545
546 554 567 591 823 825 827 830 832 834
60両
クモハ103
5 6 13 23 24 26 27 28 30 31
32 33 34 41 47 48 61 82 95 109
110 117                
22両
モハ102
15 16 17 18 29 30 31 32 33 34
45 46 51 52 59 60 71 72 78 79
86 103 104 105 106 107 111 112 113 117
118 120 122 123 134 139 143 145 151 163
174 178 190 197 205 216 217 220 226 237
238 241 242 254 261 277 294 319 345 346
347 348 349 350 351 352 375 376 371 372
427 452 453 2020 2021 2022 2023 2024 2025  
79両
モハ103
15 16 17 18 29 30 31 32 33 34
45 46 51 52 59 60 71 72 81 82
83 95 99 108 109 112 118 122 123 125
129 132 140 148 160 168 190 191 192 193
194 195 196 197 216 217 220 221 272 296
297 763 764 765 766 767 768      
57両
サハ103
1 3 4 5 6 7 8 25 26 65
66 67 71 80 88 106 140 260 261 278
284 285 287 290 309 310 312 317 360 361
365 372 388 392            
34両

※ 青文字は冷房車
※ 全車水色塗装 

 

1984年 天ヒネ103系 編成表

快速用(8連)
天王寺 和歌山→
クハ103 モハ103 モハ102 サハ103 サハ103 モハ103 モハ102 クハ103
15 15 15 80 361 16 16 16
29 29 29 365 372 30 30 30
45 45 45 260 261 46 46 46
87 108 174 285 309 132 241 96
115 190 345 290 312 191 346 116
121 196 351 284 287 197 352 122
137 216 371 310 388 217 372 136
普通列車等(6連)
天王寺 和歌山→
クハ103 モハ103 モハ102 モハ103 モハ102 クハ103
17 17 17 18 18 18
31 31 31 32 32 32
33 33 33 34 34 34
51 51 51 52 52 52
59 59 59 60 60 60
117 192 347 193 348 118
119 194 349 195 350 120
133 220 375 221 376 132
193 296 452 297 453 194
823 763 2020 764 2021 830
825 765 2022 766 2023 834
827 767 2024 768 2025 834
クモハ103 モハ102 サハ103 モハ103 モハ102 クハ103
13 86 106 99 151 518
23 105 7 272 427 508
24 106 6 109 178 8
26 111 67 71 71 6
27 112 26 148 277 504
28 113 4 72 72 535
30 117 88 112 190 86
31 118 140 118 205 554
32 120 8 168 319 26
33 122 65 83 107 521
34 123 392 140 261 546
41 134 5 82 104 516
48 145 71 95 139 534
61 163 3 160 294 517
82 197 278 123 220 591
95 216 1 125 226 89
109 237 66 129 238 2
110 242 360 122 217 567
117 254 25 81 103 536
羽衣支線
←鳳   東羽衣→
クモハ103 モハ102 クハ103
5 78 541
 6 79 545
47 143 538
予備車

サハ103-317

 

1993年天ヒネ103系編成表

6連
編成番号 天王寺 和歌山→
クハ103 モハ103 モハ102 モハ103 モハ102 クハ103
K601 15 15 15 16 16 16
K602 17 17 17 18 18 18
K603 23 486 642 487 643 24
K604 29 229 384 285 440 30
K605 31 31 31 123 220 118
K606 33 33 33 34 34 34
K607 45 45 45 108 174 46
K608 51 51 51 52 52 52
K609 53 244 399 245 400 134
K610 87 272 427 109 178 154
K611 96 122 217 160 294 508
K612 115 140 261 190 345 116
K613 117 192 347 234 389 590
K614 119 194 349 195 350 120
K615 121 196 351 166 312 521
K616 133 220 375 221 376 132
K617 137 99 151 216 371 136
K618 159 236 391 237 392 158
K619 165 482 5006 769 5011 164
K620 167 148 277 168 319 166
K621 193 118 205 125 226 122
K622 195 298 454 299 455 196
K623 205 309 465 310 466 206
K624 823 763 2020 764 2021 830
K625 825 765 2022 766 2023 832
K626 827 767 2024 768 2025 834

※ 下線はWAU102分散クーラー搭載車

4連
編成番号 天王寺 和歌山→
クハ103 モハ103 モハ102 クハ103
J401 135 129 238 2
J402 145 222 377 144
J403 149 193 348 148
  クモハ103 モハ102 サハ103 クハ103
J404 34 123 285 517
J405 41 134 279 535
J406 61 163 392 554
J407 77 186 282 545
J408 109 237 317 546
J409 110 242 8 567
J410 117 254 67 541
J411 118 256 260 589
J412 119 257 360 602
J413 127 273 284 598
J414 129 276 365 616
J415 132 281 310 609
J416 133 282 26 610
J417 5005 451 1 192

※ 下線はWAU102分散クーラー搭載車

3連
編成番号 天王寺   和歌山→
クハ103 クモハ123 クモハ123
  194 5 6

※ 下線はWAU102分散クーラー搭載車
※ 入場時はJ407編成のサハを抜いて充当

予備車 

クハ103-65、クハ103-536

 

2002年 天ヒネ103系 編成表

8連
編成番号 天王寺 和歌山→
クハ103 モハ103 モハ102 サハ103 サハ103 モハ103 モハ102 クハ103
K801 119 193 348 194 349 195 350 120
K802 133 220 375 221 376 190 345 132
K803 193 118 205 125 226 196 351 122
6連
編成番号 天王寺 和歌山→
クハ103 モハ103 モハ102 モハ103 モハ102 クハ103
K601 15 15 15 16 16 16
K602 17 17 17 18 18 18
K603 23 486 642 487 643 24
K604 29 310 466 285 440 30
K605 51 769 2026 272 427 52
K606 53 244 399 769 2026 842
K607 96 122 217 160 294 508
K608 137 99 151 216 371 136
K609 159 236 391 237 392 158
K610 167 148 277 168 319 166
K611 189 292 448 293 449 190
K612 195 298 454 299 455 196
K613 825 767 2024 768 2025 834
K614 245 387 543 408 564 264
4連 
編成番号 天王寺 和歌山→
クハ103 モハ103 モハ102 クハ103
J401 87 109 178 154
J402 115 140 261 116
J403 117 234 389 590
J404 121 166 312 521
J405 129 250 405 200
J406 191 294 450 591
  クモハ103 モハ102 サハ103 クハ103
J407 13 86 12 220
J408 34 123 285 517
J409 41 134 279 535
J410 61 163 392 554
J411 77 186 282 545
J412 109 237 317 546
J413 110 242 8 567
J414 117 254 67 541
J415 118 256 260 589
J416 119 257 360 602
J417 127 273 284 598
J418 129 276 365 616
J419 132 281 310 609
J420 133 282 26 610
J421 2503 396 9 162
J422 2504 451 1 192
羽衣支線
編成番号 ←鳳   東羽衣→
クモハ103 モハ102 クハ103
L101 23 105 26
予備車

クハ103-827

 

2008年 近ヒネ103系 編成表(3月2日現在)

8連
天王寺 和歌山→
クハ103 モハ103 モハ102 サハ103 サハ103 モハ103 モハ102 クハ103
128 684 840 387 485 685 841 43
6連
天王寺 和歌山→
クハ103 モハ103 モハ102 モハ103 モハ102 クハ103
1 287 442 288 443 2
29 310 466 285 440 30
96 511 667 512 668 24
121 487 643 394 550 31
193 524 680 525 681 122
237 395 551 390 546 238
245 387 543 408 564 264
249 391 547 392 548 250
257 400 556 401 557 258
265 409 565 410 566 266
825 765 2022 766 2023 832
835 777 2034 769 2026 842
837 784 2041 786 2043 846
4連
天王寺 和歌山→ 備考
クハ103 モハ103 モハ102 クハ103
21 246 401 22  
33 300 456 34  
41 220 375 36  
63 140 261 46  
67 405 561 32  
68 509 665 220  
72 529 685 108  
87 99 151 533  
115 783 2040 116  クハ103-115/116 鳳新製配置車
117 407 563 530  クハ103-117 鳳新製配置車
119 195 350 120  全車鳳新製配置車
129 250 405 200  
135 486 642 127  
137 216 371 136  
167 388 544 166  
169 510 666 591  
177 393 549 176  
205 686 842 206  
クモハ103 モハ102 サハ103 クハ103  
109 237 317 546  戸袋窓残存車
129 276 365 616  
2504 451 362 192  羽衣線ワンマン対応車
2505 460 360 602  
2507 591 363 163  
クモハ103 モハ102 サハ102 クハ103  
2503 396 9 162  羽衣線ワンマン対応車
羽衣支線
←鳳   東羽衣→
クモハ103 モハ102 クハ103
23 105 26
予備車

クハ103-609

 

特急くろしお 昭和50年3月10日ダイヤ改正

 昭和50年3月の時刻表が手に入ったので、天鉄局のエース、特急くろしおの編成について記してみます。
当時は6往復(+臨時1往復)が運転されていたようで、以下の編成で運用されていました。

 


名古屋
1号車 2号車 3号車 4号車 5号車 6号車 7号車
天王寺
キハ81 キロ80 キロ80 キシ80 キハ80 キハ80 キハ82
  • 3組成で以下の2仕業(+臨時1)を担当
  • 2D くろしお 上り2号
    天王寺910→1742名古屋
  • 1D くろしお 下り5号
    名古屋950→1813天王寺
  • 9012D くろしお 上り51号|9011D くろしお 下り51号
    天王寺912→1336紀伊勝浦1418→1839天王寺

 


名古屋
8号車 9号車 10号車
天王寺
キハ80 キハ80 キハ81
  • 付属編成
  • 2組成で以下の2仕業を担当
  • 2D くろしお 上り2号
    天王寺910→1742名古屋
  • 1D くろしお 下り5号
    名古屋950→1813天王寺

 


新宮
1号車 2号車 3号車 4号車 5号車 6号車 7号車
天王寺
キハ82 キロ80 キロ80 キシ80 キハ80 キハ80 キハ82
  • 5組成で以下の5仕業(+臨時0.5)を担当
  • 12D くろしお 上り3号|17D くろしお 下り6号
    天王寺1000→1428新宮1520→1956天王寺
  • 6014D くろしお 上り4号|6013D くろしお 下り3号
    天王寺1225→1707新宮 / 新宮1100→1545天王寺
  • 22D くろしお 上り1号|21D くろしお 下り2号|18D くろしお 上り6号
    天王寺840→1114白浜1245→1517天王寺1600→2023新宮
  • 11D くろしお 下り1号|16D くろしお 上り5号
    新宮800→1228天王寺1300→1733新宮
  • 15D くろしお 下り4号|くろしお 上り52号
    新宮1200→1636天王寺1718ー1950白浜

 


新宮
8号車 9号車 10号車
天王寺
キハ80 キハ80 キハ82
  • 付属編成
  • 3組成で以下の3仕業を担当
  • 12D くろしお 上り3号|15D くろしお 下り4号
    天王寺1000→1230白浜1406→1636天王寺
  • 6014D くろしお 上り4号|17D くろしお 下り6号
    天王寺1225→1457白浜1727→1956天王寺
  • 16D くろしお 上り5号|6013D くろしお 下り3号
    天王寺1300→1533白浜→1733新宮 / 新宮1100→1545天王寺

 

そして和歌山機関区には上記の他に、
キハ81✕1両、キハ80✕1両、キシ80✕1両が予備車として所属していました。

  

続きを読む

本日の入線(南海5501+5551)

随分と以前に発売されたものではありますが、今更ながらTomixの南海5501&5551が入線しました。

f:id:ef5866:20190707131924j:plain

南海5501 南海5551

何故に今頃?
とお思いの方も多いかも知れませんが(大汗)実は某ネットショップのポイントが大量にありまして、その消化のためになにか物色していて見つけたというのが正直なところです。

勿論、このブログの名称が「天鉄局」であるように、天鉄局ゆかりの列車・車両を収集・入線させてゆくのは当然のことではありますが、当管理局は原則KATO製を導入するというスタンスを取っており、Tomix製のこの車両は発売時に迷ったものの入線見送りとなっていたのでした。

しかしその後、鉄コレの南海1201型大量増備を始め、紀州鉄道の603など、紀州路にゆかり深い私鉄車両が充実してくると、途端に南海5501&5551の存在が気になってきたのです(笑

という訳で、入線した5501&5551。

f:id:ef5866:20190707132010j:plain

南海5501&5551 特急きのくに(南海線内)

しかも、キハ81系「くろしお」が入線している状況ですので、キハ58による急行「きのくに」の入線を当然ながら画策しており、今回のKATOキハ58系再販で完全に火がついたというのが実情だったりします。

キハ58系については若干量の旧車両が存在していましたから、今回不足分を再販車両で補い(カプラーの相違は改造で対処)「きのくに」入線という予定だったのですが、今回の南海気動車入線により、天王寺・難波⇔白浜という列車の組成も可能となったのでした。

f:id:ef5866:20190707132103j:plain

国鉄キハ58 きのくに と 南海5501 きのくに

 

所属20系客車3編成の実車番を検証する

当区に所属する20系客車も気がつけば一大勢力に。

各編成の車番を考察して、極力同一番号が存在しないように調整したいと思います。

 

まずは列車の編成とそれぞれの時代に当該する車番についてですが、以下の各記事をご覧頂きたく思います。

 

当区に最初に配置された20系列車は寝台急行銀河でした。
20系「銀河」が運行された昭和51年2月20日から昭和60年3月13日までの間、一貫して宮原客車区に配置されていた20系客車を検証しています。

 

続いて配置されたのは、いわゆる ”殿様”あさかぜ でした。
ナロネ22が3両連結されていた時代を再現し、その期間は昭和47年7月15日~昭和50年3月9日でした。この間、品川客車区に所属していた20系客車を検証しています。

 

そして3列車目として配置されたのは、カニ22が連結されていた時代の「あさかぜ」
リンク先では昭和35年7月20日~昭和43年6月20日までの品川客車区の20系客車について検証しています。
あさかぜにカニ22が連結されていたのは、昭和39年10月1日~昭和40年3月19日の間のだそうです。

 

以上をまとめたのが下の表です。(年代記載期間中ずっと所属していた車両に限定して書き直し)

尚、赤文字はこの表の中で重複していない、つまりその車番を採用しても3編成作成に番号が重複しない、車両を意味します。((((ナロネ22は番号的には重複していませんが全て現番号+100による改造をしているため重複扱いにしています。))))

形式/列車 "カニ22"あさかぜ "殿様"あさかぜ 銀河
年代 S39.10.1~S40.3.19 S47.7.15~S50.3.9 S51.2.20~S60.3.13
所属 南シナ 南シナ 大ミハ
ナロネ20 1,2,51 1,2,51  
ナロネ21 1,2,3,4,51
52,53,54,55,101
102,103,104,105,106
107,108,109,151,152
153

129,502,551,553,555
126,130
ナロネ22 1,2,3,51,52
53,54,55
101,102,103,151,152
153,154,155
 
ナロ20 1,2,3,4,5
51,52,53,54
4,5,54  
ナハネ20 1,2,3,4,5
6,7,8,9,10
11,12,13,14,15
16,17,18,19,20
21,22,27,29,31
39,40,43,44,45
46,47,48,49,51
52,53,54,55,56
57,58,59,60,61
62,63,64,65,66
67,68,69,70,71
72,73,74,75,76
77,78,79,80,81
82,83,84,85,86
87,88,89,90,91
101,102,103,104,105
106,107,108,109,110
111,112,113,114,115
116,117,118

1,3,5,8,10
12,13,14,55,62
63,216,217,218,219
231,364,506,507,508

102,105,121,139,142
227,228,229,230,233
234,236,304
ナハフ20 1,2,5,6,51
52,53
   
ナハネフ22 1,2,3,4,5 4,5,6,7,8
9,10,11,12,14
15,16,502,503 
15,16
ナハネフ23     2,15,16
ナシ20 1,2,3,4,5
6,7,8,9,51
5,7,17,18,19
53,55,56
 
カニ21 1,2,3,4,5
6,51,52
2,3,4,5,6
7,8,9,10,11
15,16,17,18,19
51,52
8,17,19
(カヤ20)
カニ22 1,2,3,51,52
53
   

 

ナハ20

以前に当ブログで、昭和39年10月1日~昭和40年9月30日の東京発の20系寝台特急の編成について考察したことがあります。

 

この記事の目的は昭和39年から昭和40年まで「あさかぜ」にカニ22が充当されていたという日車夢工房の記事から、当時の編成を考察ことでした。

列車編成を調査する際に参考としているARC資料館でも、当該期間は「あさかぜ」の電源車がカニ22とされており、一件落着・・・だったのですが、最近どうやら間違いらしいことが判明してきました。

ことの発端はナハ20。
言うまでもなく、20系客車の3等座席車(3等級時)です。他にナハフ20とナハフ21がありますがいずれも緩急車なので、中間車両としては唯一の形式であり、製造両数も総勢3両という少数派でした。

で、ナハ20の何が発端かというと、少し前に発売されたKATOの20系はくつるセット。これにナハ20が入っています。
で、20系「はくつる」の運行開始が昭和39年10月1日。

わずか3両しか存在しないナハ20が「あさかぜ」と「はくつる」の2列車に充当できるはずもなく、どちらかが(状況的に考えて「あさかぜ」の方が)間違いだろう、という訳です。

で、正解を探すべく取った方法が、当時の時刻表に記載されている編成表を確認する、でした。

使用したのは勿論、国鉄監修の交通公社時刻表です。

昭和39年10月号の時刻表に掲載の編成表がこちら。

f:id:ef5866:20190504175908j:plain

昭和39年10月 交通公社時刻表

13号車が2等寝台車になっています。つまりナハ20ではない。
予想通りの結果です。

一方で前月の時刻表を確認すると・・・。

f:id:ef5866:20190504180059j:plain

昭和39年9月 交通公社時刻表

13号車は座席車なんですね。2等座席車の表示になっていますが、この時既に3等級制から2等級制に移行していますからナハ20の解釈で問題ありません。実際7号車が1等座席車なのでナロ20ですね。

という訳で「あさかぜ」へのカニ22充当が昭和39年10月改正以降であるならば、カニ22とナハ20が連結された「あさかぜ」は運行されていなかったということになります。