天鉄局NB運転区

国鉄天王寺鉄道管理局で活躍した車両の話題を中心に、鉄道模型(Nゲージ)とBトレインの話題なども記してゆきます。

ナハ20

20系客車は寝台車というイメージが強いのですが、実際にはナロ20やナハ20といった座席車もありました。また最初期はナハフ20だけでナハネフはありませんでしたから、全車寝台とは考えていなかったのでしょうね。

そんな20系ですから、登場からかなりの期間座席車を連結した列車がありました。
(晩年にはナロネ21改造のナハ21という座席車が登場しましたが、それは別のお話・・・)

さて、模型の世界に目を移すとナハ20はKATOでは初期あさかぜセットでしか入手の出来ないレアアイテムでした。
しかし此処で朗報。

KATOから20系ゆうづるはくつるのセットが出ます。「はくるつ」といえばナハ20を連結した最後の列車です。ASSY販売はあるようですから、とりあえずこれでナハ20を確保する必要がありそうです。

ナハ20を確保できると、当方の手持ち20系で組める「あさかぜ」の時代範囲がさらに広がります。特にカニ22時代の「あさかぜ」を組成していますから、その時代範囲が広がるのは嬉しいことですね。

 いっそ、ナハ20を大量増備して、ナロ20、ナハ20、ナシ20と電源車、緩急車だけのオール座席車による20系昼行特急を組んでみるのも面白いかも。

実現していたら、どんな列車に充当されたんでしょうかね??
みなさんは、どんな列車を妄想しますか?

KATO 3061-2 EF65 1000後期形(JR仕様)入線

発売になったKATOの3061-2が入線しました。

今回の入線は、組成中の急行銀河末期仕様の牽引機。
JRマークのないEF65は所属していましたが、他編成の牽引機に充当していることもあり、予約入線となったのです。

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写真は開封直後の写真ですが、撮影後カプラー交換とナンバー取付の整備を完了しています。

ナンバーは1112号機にしました。実際に末期の銀河牽引を行っていますしね。

折角なので3061-1と並べて比較してみました。

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アップにしてみます。f:id:ef5866:20180526225629j:plain

屋根上以外はあまり差がないのかな?

JR無線アンテナが付いたのと、大宮工場標準の黒色屋根ぐらいの相違なんですかね?

末期の銀河(24系時代)を再現する

ん?オハネフ25は黒Hゴム化しないとダメだな、こりゃ・・・(汗

 急行「銀河」に特急用寝台車両が充当されたのは昭和51年の20系からで、昭和60年3月には14系寝台車に、そして昭和61年11月には24系客車に置き換えられ、平成20年3月のダイヤ改正で廃止になるまで使用されました。
 

いわゆる ”ブルートレイン” 車両が使用された中では24系時代が一番長かった訳ですが、投入初期のB寝台車はオハネ25-0番代でしたが、末期はオハネ25-100番代が使用されていました。

KATOからはオハネ25-0番代が製品化されていませんので、24系導入当初の銀河を組成することはできなさそうです。

という訳で、JR化後の銀河を組成すべく車両収集をはじめ、実は随分と以前に車両は揃いました。
現在当方で組み上げた編成は次のとおりです。

 カニ24-23 「あけぼの」セットより
 オロネ14-2 「さくら」セットより
 オハネフ25-19 「はやぶさ」セットより
 オハネ15-32 「あかつき」セットより
 オハネ15-31 「あかつき」セットより
 オハネ25-111 「はやぶさ」セットより
 オハネフ25-109 「はやぶさ」セットより
 オハネ25-121 「はやぶさ」セットより
 オハネ25-136 「はやぶさ」セットより
 オハネフ25-19 「はやぶさ」セットより

 14系車両が3両も入っていると思ったそこの貴方。なにも問題ありません。
なぜなら・・・。

 オロネ24-100番代 オロネ14を改造
 オハネ25-250番代 オハネ15を改造
という実車の経歴があり、それぞれ該当車輌が大ミハに所属して実際に「銀河」に使用されていたからです。
しかもこれらの改造は、ほぼ引き通し管の工事などだけで、外観には変化がなかったと言いますから、車番を替える程度の作業でよいのです。

 

そこで、銀河に使用されていた宮原区の24系車両を模型の形態にあわせて車番を見てみると・・・(平成20年3月15日銀河廃止時の所属)
カニ24:10,11,121314 *1
オロネ24-100:102,103
オハネフ25-0:40,42,43,46,47
オハネフ25-100:131,132,133,136,140,142,143,145,150,153
オハネ25-100:158,160,161,164,167,175,176,191,196,207
オハネ25-250:251,252

 

廃止直前となった平成20年(2008年)の実際の編成例を見てみましょう。 

月日 電源車
カニ24
1号車
オロネ24
2号車
オハネフ25
3号車
オハネ25
4号車
オハネ25
5号車
オハネ25
6号車
オハネフ25
7号車
オハネ25
8号車
オハネフ25
1/6 上 11 102 133 191 167 161 47 207 153
1/13 上 108 103 150 251 60 252 131 160 132
1/20 上 11 102 140 64 161 196 145 167 153
1/27 下 11 102 140 64 196 60 47 167 153
1/30 下 103 103 150 251 158 252 131 160 132
2/17 上 11 6 140 191 196 207 47 167 43
2/22 下 104 6 140 191 161 207 47 167 43
2/24 上 14 103 133 158 252 60 131 160 132
2/26 下 104 6 150 191 161 207 47 167 43
3/2 下 104 6 150 191 161 207 47 167 133
3/6 下 11 102 133 158 252 251 131 160 132
3/9 上 11 102 133 158 196 251 131 160 132
3/12 下 11 102 133 158 252 251 131 160 132
3/14 上 104 6 150 191 161 207 47 167 46
3/14 下 11 102 133 158 196 251 131 160 132

オハネフ25は0番代より圧倒的に100番代の方が所属両数は多いですが、実際の運用では編成中3両連結されるオハネフ25の内、2両が0番代という編成も見られますので問題ありません。

帯色については、100番代はオリジナルのステンレス帯車両と、銀色テープ化された車両があるようですが、いずれも「銀色」なのでとりあえずは加工せずに対処することにします。

 

そして車番変更に入手したのが・・・
ジャン!!

くろま屋インレタ

こちら。くろま屋さんのインスタントレタリングです。 
購入したのは「24系宮原車 日本海・銀河車番」と「車番用マスクインレタ」。

マスクインレタは車体色に調色してあるので、これで元の車番を隠して、その上に新たな車番を入れるのです。

ざっと見た限り、必要な車番は(さすがに)全て収録されているようなので、1両ずつ車番変更をしてゆきます。

 

くろま屋インレタ収録車番 *2
 ※ 平成18年5月15日~平成20年1月18日までの期間は下記全車配置

オハネフ25-40 オハネフ25-42 オハネフ25-43 オハネフ25-46 オハネフ25-47
オハネフ25-131 オハネフ25-133 オハネフ25-132 オハネフ25-136 オハネフ25-140
オハネフ25-142 オハネフ25-143 オハネフ25-145 オハネフ25-150 オハネフ25-153
オハネ25-42 オハネ25-45 オハネ25-46 オハネ25-60 オハネ25-63
オハネ25-64 オハネ25-66 オハネ25-71 オハネ25-73 オハネ25-74
オハネ25-75 オハネ25-76 オハネ25-77 オハネ25-78 オハネ25-79
オハネ25-158 オハネ25-160 オハネ25-161 オハネ25-164 オハネ25-167
オハネ25-175 オハネ25-176 オハネ25-191 オハネ25-196 オハネ25-207
オハネ25-251 オハネ25-252      
オロネ24-301 オロネ24-305 オロネ24-6 オロネ24-102 オロネ24-103
オロネ14-301        
カニ24-11 カニ24-103 カニ24-104 カニ24-106 カニ24-108

*1:11以外はトワイライトエクスプレス色なので該当せず

*2:オロネ14-301のみは出雲2・3号用なので宮原車ではない

マイテ58-1

本日入線したのはこの車両。マイテ58-1です。

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マイテ58-1は青大将塗色でKATOの「はと」セットに入っていますが、その前の時代を再現する茶色時代が、KATO京都店の特別限定品で登場しました。

以前より予約をしておりましたので本日引取、そしてそのまま試運転となった次第です。

当区にはマイテ49-2の「つばめ」編成が所属しており、最新の製品であるマイテ39-1のセットはありません。つまり展望者のテールランプもテールマークも点灯しなかったので、マイテ58-1導入はとてつもない感激です。

マイテ58-1は「はと」への運用に多くついていたみたいですが「つばめ」に用いられなかったわけではないので、この運用も特に問題なさそうです。

怪我の功名(?)

先月、287系(くろしお)の付属編成が入線したと書きました。

ef5866.hateblo.jp

 

この編成は動力車が入っていないので、当然自力走行できません。

そもそも、国鉄型車両を中心に導入している当管理局としては JR西日本 になって登場したこの車両は入線する可能性が極めて低い車種でした。
(これを入線させるなら381系の方が可能性が高い)

しかし、何を血迷ったのか287系の、それも ”付属編成” のみが入線して、どうしたものかと思っていたら、こちらのアナウンスが(笑

 

 

 普通の287系の導入はちょっとどうするか考えていましたが、まぁこれなら入線させるかなと(苦笑

幸か不幸か、パンダ仕様の付属編成はありませんので、多客期には当局導入済みの付属編成が必要となるということで・・・。

ついでなので、実車の写真も貼っておきます。

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あと2両・・・

先日UPした南海1201形ですが、4両増備しました(笑

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ご覧のように全8両となりました。

1201形が余生を過ごした貴志川線には10両が配置されて活躍していましたからあと2両入手できれば一応コンプリートです。 

続きを読む

南海1201形

今更ですが、鉄道コレクションの南海1201形です。

f:id:ef5866:20180228200400j:plainご存知の方は写真をみてお分かりでしょうが、シークレットを含めて全4両を所有しています。

1201×2、1210、1213です。

この車両たちは貴志川線の末期状態をモデルにしていますので、一部車両をシールドビーム等の改造前にしようと考えています。
勿論、21201もつくりますよ。
屋根上の状態がわからなかったのですが、改造用パーツが出ているようですね。入手できそうなので、ようやくチャレンジです。
(入手できなくても実車の状況がわかったので何とかします)