昭和53年10月2日の国鉄ダイヤ改正は、輸送体系の大幅な見直しが行われた「白紙改正」で、俗に「ゴーサントー」とも呼ばれています。
このダイヤ改正に際し各地の特急網も整備されましたが、当然それに伴い車両の配置換えもありました。
何回かに分けて、ゴーサントーによる特急車両(電車・気動車)の配置を記してゆきたいと思います。
北から順に紹介して行きます。
まずは、札幌運転区と函館運転所。
485系は「いしかり」に運用され、6両編成3本が組成され、所要2本で運用されていました。
80系気動車は「北斗」「オホーツク」に運用され、7両編成5本が組成され、所要4本で運用されていました。
函館運転所には80系気動車が配置され、「おおぞら」「おおとり」「北海」に運用されていました。7両編成10本が組成され、所要9本で運用されていました。
それぞれに所属していた車両は下表の通りです。
札幌運転区(札サウ)
485系 | モハ485 |
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7両 | ||||||||||||||||||||
モハ484 |
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7両 | |||||||||||||||||||||
クハ481 |
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8両 | |||||||||||||||||||||
キハ 81系 |
キハ82 |
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12両 | ||||||||||||||||||||
キハ80 |
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16両 | |||||||||||||||||||||
キロ80 |
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5両 | |||||||||||||||||||||
キシ80 |
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5両 |
函館運転所(函ハコ)
キハ 81系 |
キハ82 |
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37両 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キハ80 |
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5両 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キロ80 |
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16両 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キシ80 |
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12両 |