寝台急行銀河のネタを続けます(笑
急行銀河の歴史は古く、昭和24年には東海道本線の東京~神戸間を結ぶ夜行急行の愛称として登場しています。
いわゆる「旧型客車(10系を含む)」と呼ばれる車両を主体に編成が組まれ運行されていましたが、しかし特急用車両の44系などが用いられるなど他の夜行急行列車と比べると格段に良い車両が使用されていました。
昭和51年には全車寝台化され20系客車が充当されますが、急行列車に20系客車が充当されたのは「銀河」が初めでのことでした。
その後、14系寝台車を経て昭和61年からは24系客車に置き換えられて運行されてきました。
東京~大阪を結ぶ最終の新幹線よりも遅く出発し、始発の新幹線より早く到着することから利用客の多い列車でしたが、交通手段の多様化などにより利用客が減少。減車などで対応してきましたが、平成20年3月のダイヤ改正を以て廃止となりました。東京駅を出発する最後の客車定期列車でした。
以下に記したのは、最終日の上下銀河の編成です。
この最終日の上り銀河はTOMIXから「さよなら銀河」として、機関車+客車ともに特定番号の再現モデルが発売されていますね。
下り 101レ
EF65 1114〔田〕
電 カニ24 11 ↑
1 オロネ24 102
2 オハネフ25 133 ↓
3 オハネ25 158
4 オハネ25 196
5 オハネ25 251
6 オハネフ25 131 ↓
7 オハネ25 160
8 オハネフ25 132 ↓
上り 102レ
EF65 1112〔田〕
8 オハネフ25 46 ↑
7 オハネ25 167
6 オハネフ25 47 ↑
5 オハネ25 207
4 オハネ25 161
3 オハネ25 191
2 オハネフ25 150 ↑
1 オロネ24 6
電 カニ24 104 ↓
JR西日本への客車返却回送列車の牽引機はEF65 1118(レインボー塗装機)が担当