天鉄局NB運転区

国鉄天王寺鉄道管理局で活躍した車両の話題を中心に、鉄道模型(Nゲージ)とBトレインの話題なども記してゆきます。

紀勢本線 最後の客レ運用

ここしばらく、記事がカニ22を中心とした20系の話題、そして少し貴志川線の話題、という具合に「天鉄局」とはおよそ直接関係のない話題ばかりでしたので少し天王寺鉄道管理局関連の話題など・・・(苦笑

EF58牽引の定期列車として、また10系寝台客車連結の普通列車として注目を集めていた昭和60年頃の紀勢本線924レ、通称「はやたま」。
通称ではなくて寝台券発券の都合から列車愛称が付けられていたという話も聞いたような気もします・・・。

この列車は天王寺を夜に出発して紀勢本線を南下して早朝に新宮に到着。
特に釣りに出かける人達の利用が多かったので「釣り列車」とか「太公望列車」とも呼ばれていました。

私自身は客車列車時代には乗ることが出来ませんでしたが、165系に変更になった後、1度だけ新宮まで乗車したことがあります。

当区ではこの列車の再現も視野に入れており情報収集を続けております。

という訳で、現在までの成果を忘備録を兼ねて記載。

 まずは、牽引機の運用記録です。昭和60年3月14日の運用を記しておきますが、翌61年3月にEF58が運用から撤退してEF60に変わりますが、ほとんど変更はなかったように記憶しています。

列車番号   天王寺   竜華操   和歌山   和歌山操   紀伊田辺   白浜   新宮  
単253 21:21 21:11                      
924 23:00 ━━ 0:06 ━━ 1:57/2:12 2:27 5:07
121         12:16 ━━ 9:53/9:39 9:21 6:32
回121         12:35 12:39            
回126         13:18 13:14            
126         13:42 ━━ 16:02          
126                   16:32 16:51 19:57
921 4:57 ━━ 4:00 ━━ 1:14/1:01 23:57 22:45
回921 5:32 5:43                      

※126レは紀伊田辺で機関車を交換し、交換した機関車は紀伊田辺駅に停泊*1

 

昭和60年4月1日時点での竜華機関区に配置されていた機関車は以下のとおりです。

ED60   4,  5,  6,  7,  8 計5両
EF15  58,123,158,174,181,184,185,189 計8両
EF58  39, 42, 44, 66, 99,139,147,170 計8両

 

この頃、竜華客貨車区に配置されていた客車の車番ば現在調査中です。
もう少し古い時代の配置は出てくるのですがね・・・。

という訳で、この頃の列車編成を・・・。

昭和55年8月6日 921レ
EF58-39-オハネフ12-49-オハネフ12-55-ナハフ10-13-オハ47-308-オハ47-7-オハフ33-333-スユニ61-102

昭和56年2月17日 924レ
EF58-39-ナハフ10-1-オハフ33-7-オハ47-1-オハ46-395-オハフ33-368-オハネフ12-55-オハネフ12-49

昭和56年8月30日 921レ
DD51-1036-オハフ61-1520-オハフ33-331-オハ46-395-ナハ10-50-オハフ33-7-スユニ61-30

昭和57年2月27日 924レ
EF58-99 (DD51-770)-スユニ50-2053-オハフ33-1526-オハ47-7-オハ47-308-オハフ33-354-オハネフ12-13

昭和58年12月24日 924レ
EF58-170 (DD51-1038)-スユニ50-2055-オハフ33-354-オハフ33-2351-オハ47-2149-オハフ33-2623-オハフ33-2420-オハネフ12-2094

昭和59年3月25日 921レ
EF58-147-スハフ12-39-オハ12-252-スハフ12-76-オハ12-7-スハフ12-3-オハ12-200-マニ50-2132 

昭和60年7月28日 921レ
EF58-99-オハフ13-1005-オハ12-18-スハフ12-1007-オハ12-70-オハフ13-8

昭和61年3月26日 921レ
EF60-512-オハフ13-1006-オハ12-9-スハフ12-43-オハ12-12-オハフ13-36

 

とりあえずは、こんなところで。

*1:ゆーさん情報により訂正