天鉄局NB運転区

国鉄天王寺鉄道管理局で活躍した車両の話題を中心に、鉄道模型(Nゲージ)とBトレインの話題なども記してゆきます。

昭和53年10月2日ダイヤ改正 その13(大ムコ・米ヨナ)

「ゴーサントー」の特急用寝台客車の配置を記しています。

東北方面の列車を見てきましたから、今度は関西発着の列車を見てみたいと思います。向日町運転所と米子客貨車区です。

 

向日町運転所では関西発九州方面寝台特急を受け持っていました。改正前は「明星」「彗星」「あかつき」を24系寝台車で受け持っていましたが、この改正で「明星」「彗星」の受け持ちとなり、「あかつき」は14系寝台車となり早岐客貨車区の受け持ちとなりました。

米子客貨車区には20系客車が初めて配置され、12系客車と併結して急行「さんべ」の運用を受け持つことになりました。配置となった20系全車が、12系(スハフ12)から電源供給を受けられるように改造された1000番代もしくは2000番代となっています。*1

所属していた車両は下表の通りです。 

 

向日町運転所(大ムコ)

24系 オハネ25
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
31 32 33 34 35 36 37 38 39 40
41 42 43 44 45 46 47 48 49 50
51 52 53 54 55 56 173 178 179 180
181 182 183 184 185 201 202 204 206  
69両
オハネフ25
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17 19 20 21
22 23 24 25 26 27 29 144 146 149
154 155 156 157            
34両
カヤ24
1 2 3 4 5 6 7 8    
8両
カニ24
101 102                
2両
カニ25
1                  
1両

 

米子客貨車区(米ヨナ)

20系 ナハネ20
1309 1313 1324 1354 1357 2220 2237 2243 2245 2314
10両
ナハネフ22
1004 1005 1013              
3両
ナハネフ23
1019                  
1両

ナハネ20-1357はS53/12/1にナハネ20-357から改造され転入。 

*1:元番号+1000の車両は12系と直接連結可能、元番号+2000の車両はその中間組込み用。20系電源車から600V電源の供給を受けていたが、12系は440V。また客用扉を12系と一括操作可能な改造等が必要のため。