天鉄局NB運転区

国鉄天王寺鉄道管理局で活躍した車両の話題を中心に、鉄道模型(Nゲージ)とBトレインの話題なども記してゆきます。

KATO 寝台急行 銀河 発売

既に公開されてから1週間ほど経ちますが、KATOから24系25形時代の寝台急行「銀河」の発売がアナウンスされました。

 

このブログは 天鉄局 ということで、旧国鉄天王寺鉄道管理局 関連を中心に扱うことにしていますが、個人的嗜好により 急行「銀河」の記事も時々記しています。

ちなみに、当ブログへの検索アクセス先を見ますと、検索比率 65% を占める Google のアクセス先ページランキングが以下の通り。 

Yahoo! 検索 のランキングも似たようなものです。

 

天鉄局にほぼ無縁の「銀河」と「カニ22」に関するアクセスが多いんですね。

とはいえ「銀河」はその昔、紀伊半島を巡る夜行列車と併結されていた歴史もあり、全く天鉄局と無縁という訳ではありませんが・・・。

 

 

前置きが長くなりましたが、今回 KATO から発売される「銀河」の構成車両と、当区が所有している「銀河」末期の構成車両を比較したいと思います。

 

 

天鉄局の車両は、インレタにより改番済みです。
なのでカッコ内は改番前の、製品の形式番号を記しています。

 

号車 KATO 天鉄局
電源車 カニ24 104 カニ24 11(カニ24 23)
1号車 オロネ24 6 オロネ24 102(オロネ14 2)
2号車 オハネフ25 133 オハネフ25 140(オハネフ25 109)
3号車 オハネ25 198 オハネ25 252(オハネ15 32)
4号車 オハネ25 161 オハネ25 251(オハネ15 31)
5号車 オハネ25 207 オハネ25 158(オハネ25 111)
6号車 オハネフ25 145 オハネフ25 47(オハネフ25 19)
7号車 オハネ25 167 オハネ25 207(オハネ25 136)
8号車 オハネフ25 132 オハネフ25 43(オハネフ25 19)

 

こうしてみると、KATO のチョイスはちょっとおもしろ味に欠ける気がします。
天鉄局ではオロネは14系から改造の100番代、またオハネも14系15形改造の250番代を組み入れ、オハネフも0番代と100番代を取り混ぜていますが、KATOはオハネもオハネフも全て100番代。

ワタシ的には、オロネ24 を ASSY で購入するかどうか、といって程度でしょうか。

 

尚、天鉄局の銀河編成には、予備電源車としてトワイ色の カニ24 14 がいます。また通常の牽引機は EF65PF ですが、EF65 1118 も所属しております。

 

 

参考までに、これもアチラコチラで出回っていますが、寝台急行「銀河」の最終日の編成など。

 

今はスルーの方向で考えていますが、もしかしたら直前で気が変わるかも(笑

 

新旧のマイテ49-2

KATOから「JR西日本 マイテ49+旧型客車セット」が発売になりました。

天鉄局的には必要車両はありませんが、マイテ49 は欲しかったので ASSY 入手。
旧客はそこそこありますし、特定番号へのこだわりはあまりないのと、
とにかく、20系「さくら」長崎編成・佐世保編成との発売時期が近く、
台所事情が厳しいというのもあり、セット購入は見送り。

どちらかというと、このセットよりも 227系 の方が天鉄局的には必要車両ですし・・・。

 

さて、マイテ49 を早速組み立てると同時に、新旧の比較をしてみたいと思います。

届いたのはこちら。ボディと床下セットと台車。そしてテールマークも。
7k円 ほどと、なかなかの高級車両です。
床下セットに「つばめ」テールはついていたので、テールマークは無くても良かったかも。

 

組み立てる部品はこんな感じ。台車は2つともカプラーポケットがあります。
展望席側のポケットを切り飛ばしても良いのですが(というよりそのままだと切り飛ばさなくてはならない)展望台したのダミーカプラーを取り除いて、かもめナックル化することにしました。

ところで、この台車、旧製品とは異なって、心皿の位置が台車中央になっています。
旧製品と比較した写真がこちら。

上段が新製品、下段が旧製品です。
それと写真ではわかりにくいですが、旧製品では3軸台車の2軸からしか集電していませんが、新製品では3軸全てに集電版が触れています。

新製品は、現代の冷房装置を搭載した床下を再現しているということなので、新旧の床下も比べてみました。

随分と機器の配置が異なります。
ちなみに上段が旧製品、下段が新製品です。
もしかしたら旧製品は、実車の床下を再現しているわけではないかもしれません。

 

さて、組み上がったので、新旧並べてみました。

手前が旧製品、奥が新製品です。

折角なので所有しているマイテを全て並べてみました。

左から、マイテ58、マイテ49(旧)、マイテ49(新)、マイテ39。


KATOから「はやたま」発売の可能性

KATOから、夜行鈍行列車「山陰」のセットが発売されることになったのは皆様ご存知と思います。

夜行普通(鈍行)列車に愛称がつくようになったのは、KATOのサイトにも記載があるように、寝台券の予約をマルスシステムで行うようにするために必要だったからです。

​愛称を持った普通列車

新幹線を軸とした高速列車整備網が進められ、特急・急行列車の大増発が行われたほか高速バスの普及などもあり、ダイヤ改正の都度、急行列車への格上げや運行距離の短縮化などが行われて長距離普通列車の数は年々数を減らしていきます。昭和43年(1968)10月改正時点で、寝台車を連結する普通列車は全国5往復を残すのみとなりました。

函館本線根室本線 423/424列車  -後の「からまつ」

関西本線紀勢本線阪和線 921/926列車  -後の「南紀」→「はやたま」

山陰本線 829・826列車     -後の「山陰」

鹿児島本線長崎本線佐世保本線 1421/1422列車      -後の「ながさき」

日豊本線 521/522列車   -後に急行「日南」に格上げ

​B寝台車(2度の称号規定改正により3等寝台から2等寝台を経て改称)が連結されたこれらの普通列車列車番号のみで認識されていましたが、寝台券を全国の「みどりの窓口」で予約・発券ができるようマルスシステム(座席指定券の発券システム・MARS)に組み込むため、昭和50年(1975)前後に各列車に愛称が与えられました。

これらの列車は周遊券や「青春18のびのびきっぷ(昭和58年以降は『青春18きっぷ』)」で乗車できるため、若者たちの旅行でも重宝されました。また、翌朝には現地に到着できるという利点から、B寝台はビジネスマンにとってもありがたい存在でした。

この5往復の鈍行列車の中に、今回KATOが製品化する「山陰」があり、そして天鉄局を走る「はやたま」もあるのです。

 

さて、標題の『KATOから「はやたま」発売の可能性』ですが、まずは実際にどんな編成が組まれていたのか見てみましょう。

私が情報収集して手元にある編成はこんな感じです。

 

S52(1977).3.24

オハネフ12-68 オハネ12-58 ナハフ10-17 ナハ10-101 ナハ10-102 ナハフ10-13 スユニ61-24 オハフ33-169
天シク 天シク 天リウ 天リウ 天リウ 天リウ 天リウ 天カメ

 

S55(1980).8.7

オハネフ12-49 オハネフ12-55 ナハフ10-13 オハ47-308 オハ47-7 オハフ33-333 スユニ61-102 オハフ33-169
天シク 天シク 天リウ 天リウ 天リウ 天リウ 天リウ 天リウ

 

S56(1981).2.17

オハネフ12-49 オハネフ12-55 オハフ33-368 オハ46-395 オハ47-7 オハフ33-7 ナハフ10-1 スユニ61-102 
天シク 天シク 天リウ 天リウ 天リウ 天リウ 天カメ 天シク

 

S58(1983).4.1

オハネフ12-2094 オハネフ12-2076 オハフ33-2623 オハ47-2211 オハ47-2149 オハフ33-2351 スユニ50-2060

 

左が天王寺・名古屋、右が新宮・亀山です。この列車は亀山駅で進行方向が逆転しますので、こういう表記になります。

寝台車は天王寺~新宮の連結。荷物車は和歌山~亀山の連結(和歌山市~和歌山を運行して連結)だったと思います。

 

これらの編成記録から「はやたま」の編成を単純化すると、ハネ、ハ、ユニの3車種で構成することになります。

この頃、天鉄局に所属していた寝台車(ハネ)はオハネ12、オハネフ12。普通座席車(ハ)の旧客はナハ10,オハ46,オハ47、ナハフ10、オハフ33、スハフ42、オハフ45、ユニはスユニ60、スユニ61、スユニ50といったところでしょうか。

これまでにKATOから発売された車両では、

オハネ12、オハネフ12 単品発売あり

ナハ10、ナハフ10 「日南3号」セット

オハ46,オハ47、オハフ33、スハフ42、オハフ45 単品発売あり

スユニ60 「旧型客車4両セット(茶)」

スユニ61 単品発売あり

スユニ50 単品発売予定

ということで、目玉に出来そうな車両はちょっと見当たらないですね。

電暖非対応(+2000改造されていない)オハネフ12があったかどうかくらいでしょうか。

一方で牽引機については、EF58の超人気カマだった66号機や、39号機、42号機、99号機など特徴的なゴハチが何両か、また非電化区間で牽引したDF50のフィルターカバーを外した車両など、製品化するに魅力ある車両があるように感じます。特にあれだけゴハチのバリエーションを出しているKATOですが、旧製品も含めてなぜか66号機の仕様になるものは製品化されていませんね。

DF50もホビセンパーツでフィルターを外した仕様などにはできましたが、これも製品化しても面白そうです。14系寝台車を再生産して「いなば・紀伊」として発売しても購買層はいるかも。

 

というわけで、「山陰」につづいて「はやたま」の製品化、どうでしょうか??

 

 

 

 

 

オーシャンアロー全車集結


6両セットと増結3両セットのみの購入予定が、諸事情により9両セットも入手して、283系の全18両が揃ってしまいました。

 

 

製品のできの良さから、6両編成と、増結3両+増結3両の変形編成も手元に再現したくなり。。。

ということは、6両だけ回送されてしまうかも・・・。

尾久市場はインフレ状態みたいなのでどうするか検討中ですが・・・。

 

歴代「くろしお」の並び

 

KATOの283系オーシャンアローが入線したので、当区に所属する「くろしお」を並べてみました。

左からキハ82、キハ81、381系、485系、381系リニューアル、287系、283系です。

485系以外は全てKATO。こうなると289系も欲しくなってきますが、出物を探し中です(笑

ちなみに一番左側のキハ82は、旧製品の編成があるのですが出してくるのを端折って、ハ81の編成から捻出しています。

 

さて、オーシャンアローですが、大阪方6号車クハのテールが地味ですね。

まぁこんなものかな。

 

あっ、前回基本6両のみの入線と書きましたが、昨日増結3両が入線しました。
ということで、9連は可能です。
あとは9両セットを購入してコンプリートするか悩み中・・・。

 




 

283系 オーシャンアロー入線しました

想定内ではありましたが、やはり発売日延期となりようやく送られてきたKATOの283系オーシャンアロー。6+3両を予約したつもりでしたが、どうやら基本編成6両のみだったうようで・・・(汗

 

とりあえずは線路に乗せてみました。

格好良いですね。

展望グリーン車なので、室内灯は必須です。ちまちまと組み入れたいと思います。

それと方向幕とうは完全選択式なんですね。どの設定にするかな。

 

D51 200 入線

なぜか今更ではありますが、KATOのD51-200が入線しました。

隣にいるのはD51-498です。

 

35系客車はありませんから、12系とか旧客の牽引に当たると思います。

あとはD51-498の予備としてオリエントとか、D51-498と重連とか(笑