天鉄局NB運転区

国鉄天王寺鉄道管理局で活躍した車両の話題を中心に、鉄道模型(Nゲージ)とBトレインの話題なども記してゆきます。

ナハネ20×2

先日からカニ22の話ばかりですが・・・(笑

KATOの「さくら」セット(カニ22パンタありの方)を入手したのでどの編成を組成するかで悩んでいます。勿論フル編成です。

ちなみにおさらいしておくと、KATOの「さくら」セットに入っているのは
・カニ22-2
・ナロネ22-1
・ナロ20-2
・ナシ20-51
・ナハフ21-4
・ナハネ20-66
・ナハフ20-53
という構成。

で、セットに付随している編成表によると

さくら(昭和38年ころ)
カニ22-ナロネ22-ナロ20-ナシ20-ナハネ20-ナハネ20-ナハネ20-ナハフ21-ナロネ21-ナハネ20-ナハネ20-ナハネ20-ナハネ20-ナハネ20-ナハフ20

はやぶさ(昭和38年ころ)
カニ22-ナロネ22-ナロ20-ナシ20-ナハネ20-ナハネ20-ナハネ20-ナハフ21-ナハネ21-ナハネ20-ナハネ20-ナハネ20-ナハネ20-ナハネ20-ナハフ20

みずほ(昭和38年ころ)
カニ22-ナロネ22-ナシ20-ナハネ20-ナハネ20-ナハネ20-ナハネ20-ナハネ20-ナハフ21-ナロネ21-ナハネ20-ナハネ20-ナハネ20-ナハネ20-ナハフ20

となっています。
つまり
さくら→ナロネ21×1、ナハネ20×7
はやぶさ→ナハネ20×8
みずほ→ナロネ21×1、ナハネ20×8
が追加で必要ということになります。

現在当区にはナロネ21×2、ナハネ20×6は余剰車として在籍していましたから、ナハネ20×2を補充すれば、上記のどの編成も組成できます。

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287系 くろしお

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久々に天鉄局らしい車両が入線しました。
(といってもJR化後の車両だから厳密には天鉄局とは関係ないw)

287系くろしおです。(ただし付属編成のみ)

状態の良い中古がネットで安く出ていたんですね。
おもわず買ってしまいましたw

ようやくカニ22入手(笑

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写真は、以前に所有していた カニ22。(右は色差ししたナハネフ23)
見ての通り、関水金属(現:KATO)の旧製品20系から改造したものです。
これらの車両はKATOから20系がリニューアルされた際に、尾久回送され転属しました。

代わりに入線してきたのはスタンダードな20系編成。
これがやがて「銀河」へと組成されてゆきます。
もっとも、所有していた旧製品はナハネがなくてナロネばっかりと、実在の編成が組める車両群ではなかったのが、尾久回送の一番の理由だったりします。

そして「銀河」フル編成入線後は、カニ22を擁する「さくら」の入線を画策しますがタイミングを逸して、尾久回送を探す日々。
エラーのある初期ロットは沢山出回っていますが、修正された2版以降がなかなかでてこない。そして出てきても結構いい値段で落札されてゆく・・・。
更に、パンタ撤去後のカニ22「さくら」編成が発売され・・・。

当初は長崎編成と佐世保編成を入線させて、カニ22だけ単発入線させるかと目論みましたが、パンタ撤去後編成はナハフではなくナハネフになっている事実。
やはりパンタ付きカニ22のセットを入手するしかないという結論に・・・。

そんな日々を数年送っているうちに、気がつけば ”殿様”「あさかぜ」がフル編成で入線(笑
銀河には全車室内灯も完備され、どんどん充実する20系たち。

とはいえ、しぶとく探し探し続けて、ようやく「さくら」入線が決定しました!
奇しくもKATOからはカニ22に続くパンタ付き電源車スハ25ー300を擁する「あさかぜ(3・2号)」「瀬戸」のリニューアルが先日発表されたところ。

考えてみると「はやぶさ」用に登場したカニ22は諸般の事情により「さくら」に充当されるもその運用変更の中で、パンタ付き時代に「あさかぜ」に充当された時期もあったとか。

こうなったら平成のパンタ付き電源車セットも入線させてしまおうかなどと考えたりしている今日このごろ(笑

入線、整備が完了したら写真をUPします。

本日の入線(EF58)

一体お前は何両のEF58を所有しているのだ?
と言われるほど多数のEF58を所有していますが、今日もまた1両入線しました(汗

今回入手したのはKATOの「3020-7EF58初期形小窓特急色」という見だして出品されていたオク回送品。
でもその実は「3049EF58後期形小窓Hゴム」だったりします。

出品時の写真を見たときから、先台車の握り棒に接着剤の跡があったり、ナンバープレートの取付が雑そうという印象はありましたが、自前でリカバリーできそうだったので落札、入線という運びに。

で、実は既に3049は3両ほどありますのでちょっといじってみました。

その結果がこの写真。

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はい、わかる人にはわかりますね。

実は手元に3020-7のボディが1両分ありまして、都合その前面窓と交換しました。

これでHゴム窓が原型小窓に早変わり。

3049をベースにしていますから側面はビニロックフィルターということで、関西方面で活躍した原型小窓機が再現できる状況にしました。

といってもよくわからない方のために、オリジナルの3049と並べてみました。

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左が3049小窓Hゴム、右が3049改の原型小窓です。
(あっ、右の握り棒が曲がっているのは気にしない方向で・・・)

さて、問題は原型小窓の何号機にしようかということですが、牽引する客車の手持ちと考えて、宮原区で活躍した100号機にしようかと。

100号機にすれば、当方手持ちの20系銀河編成とかサロンカーなにわの牽引が可能です。

米原区の113号機もよいのですが、そうするとやはりワイパーカバーの表現をしたくなりますからね・・・。
牽かせるハコも適当なのがないですし(苦笑

 

ちなみに、たくさんあるEF58は徐々に紹介してゆきます。

KATO 殿様あさかぜ の車番を検証する

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先日、銀河に充当された20系客車の車番を検証しました。

そうすると気になるのが、当鉄道所属のもう1つの20系編成、いわゆる「殿様あさかぜ」の車番。

KATOからセットで発売されており、全車車番違いになっているので検証済みと思いきや、実はそうではないのがこのセット。

まずはKATOの
10-1321 20系寝台特急「あさかぜ」8両基本セット
10-1322 20系寝台特急「あさかぜ」7両増結セット
に入っている車両を、KATOの編成例のあわせて下り列車先頭からみてみましょう。
ちなみに当方所有のこの編成は
20系客車の基本セット+単品+あさかぜ増結セット
という組み合わせなので、上記車両とは異なります。それらは参考のため右側括弧に表記しておきます。(参考になるのかは不明ですが・・・)

 電 カニ21-10(カニ21-11)
 1 ナロネ20-2(ナロネ20-1)
 2 ナロネ22-153
 3 ナロネ22-151
 4 ナロネ22-103
 5 ナロネ21-129
 6 ナハネ20-246
 7 ナロ20-5(ナロ20-2)
 8 ナシ20-5(ナシ20-52)
 9 ナハネ20-116
10 ナハネ20-307
11 ナハネ20-202
12 ナハネ20-91(ナハネ20-231)
13 ナハネ20-220(ナハネ20-81)
14 ナハネフ22-16(ナハネフ22-7)

一応、当方の組み合わせでも全車車番違いとはしていますが、さて・・・。

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20系時代の銀河を再現する

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銀河に20系客車が充当されたのは昭和51年2月20日から昭和60年3月13日までの約10年間。
この10年余の期間に銀河を受け持つ宮原客車区の20系車両に移動がありますし、牽引機の変更もありました。また、20系登用当初は「急行」だったテールマークの表示も、絵入りの「銀河」に変化しています。

これらの変化を時系列にして整理すると、次のようになります。

 

昭和51年2月20日 銀河に20系登用(牽引は宮原のEF58)
昭和55年9月   銀河に絵入りのテールマーク使用
昭和55年10月1日 ダイヤ改正:牽引機がEF58→EF65PFに変更
昭和60年3月14日 銀河に14系寝台登用

 

銀河に絵入りテールマークを使用するのは一応昭和55年のダイヤ改正からということだったようですが、この改正では牽引機がEF58からEF65PFに変更されるということもあったからなのか、実際には9月には絵入りテールマークが使用されている写真が確認できます。
(私が確認できている最も早い記録は昭和55年9月2日の写真があります)

さて、この期間のどの列車も再現できるようにと考えると、一体各車両どの番号が宮原区に在籍していたのかという情報が必要になってきます。


銀河の20系運用開始時の宮原区20系車両(昭和51年2月20日現在)
ナロネ21:121,126,128,130
ナハネ20:39,40,43,102,105,120,121,122,124,139
     142,205,227,228,229,230,232,233,234,235
     236,304
ナハネフ22:6,15,16
ナハネフ23:2,15,16
カヤ21:7,8,17,19

銀河の20系運用終了時の宮原区20系車両(昭和60年3月14日現在)
ナロネ21:126,130,133,147
ナハネ20:102,105,121,139,142,216,219,227,228,229
     230,233,234,236,238,239,241,242,247,301
     302,304,305,306,312,332,338,359,360,361
     362,1340,1341,1342,1357,2232,2235,2245,2358
ナハネフ22:14,15,16,17,25,26,1002,1023
ナハネフ23:2,3,4,15,16,1009,1010
ナハ20:9,10,11,12,13,14,15,16
カヤ21:8,11,15,16,17,122
*ナハネ20,ナハネフ22,ナハネフ23の1000番代、ナハネ20の2000番代は「ちくま」用、ナハ20は「だいせん」

 

20系銀河運用開始当初は宮原区の20系は全車「銀河」用でしたが、昭和53年から「ちくま」「だいせん」も20系化され、宮原区の受け持ちとなります。
ナロネは銀河、ナハはだいせん、12系併結改造をされた1000番代・2000番代はちくまにのみ使用されましたが、それ以外の車両が共通ですので、可能性だけ言うならば3列車に使用されたと考えられます。

この期間に出戻りの車両はありませんので、単純に昭和51年と昭和60年の両方に在籍が見える車両を選択すれば良いということになります。

で、両者を照合した結果
ナロネ21:126,130
ナハネ20:102,105,121,139,142227228229230233
     234236304
ナハネフ22:15,16
ナハネフ23:2,15,16
カヤ21:8,17,19
で組み立てれば、20系銀河のどの時代を通じても使用されていた車両ということになります。

20系銀河の編成はこの10年余の間変化はなく
カヤ21-ナロネ21-ナハネ20×4-ナハネフ23-ナハネ20×5-ナハネフ23
というのが基本的な編成だったようです。ナハネ20が9両必要ですが、期間を通じて在籍していたナハネ20は全部で13両ありますから問題ありません。

という訳で、手持ちの20系銀河用車両はこの車番に変更することとします。