KATOさんの明年春発売情報に、北海道で運行されていた夜行普通列車「からまつ」が掲載されました。
国鉄時代、寝台車を連結した普通列車はそこそこ走っていましたが、全国のみどりの窓口で寝台券を購入することができるように導入したマルスシステムでは、発券のために列車名が必要となり、寝台車を連結した普通列車には名称がつけられるようになりました。
そのうちの1つが、この「からまつ」だそうです。
さて、この情報の中に、個人的に気になる記載が・・・。
それがこれ。
KATOの客車列車ラインナップに「山陰」に続く“夜行鈍行”シリーズ第2弾として
夜行鈍行シリーズ第2弾 とあります。
つまりは、第3弾、第4弾もありえるのだろうと。
私は以前に「KATOから『はやたま』発売の可能性」という記事を書きました。
いよいよ、これが現実味を帯びてきたように思います。
なにしろ、昭和43年10月ダイヤ改正時点で寝台車を連結した普通列車は全国に5往復のみ。マルスに対応するため、そのうちの4本に昭和50年ころに愛称がつけられました。(「からまつ」「はやたま」「山陰」「ながさき」)
名称がつかなかった1本は、急行「日南」に格上げされた、日豊本線 521/522列車です。
そして、KATOからは 急行「日南」と「山陰」が既に製品化され、今回「からまつ」が発表されました。
ということは、「はやたま」と「ながさき」も製品化される可能性が高いのではないでしょうか。
「はやたま」で使用されていた客車は、既存のKATOラインナップで目新しいものがあるのかわかりませんが、少なくとも牽引機として、EF5866を始めとする竜華機関区のゴハチ群、またDF50の紀勢本線仕様など、牽引機には魅力的な車両がならびます。
製品化されることを、是非に期待します。