天鉄局NB運転区

国鉄天王寺鉄道管理局で活躍した車両の話題を中心に、鉄道模型(Nゲージ)とBトレインの話題なども記してゆきます。

モジュールレイアウトの企画(規格)

鉄道模型と出会ったのは幼稚園か小学生の頃。

デパートのエスカレーターから見えるところにメルクリンの車両が走っているのを見たのが多分、最初の出会い。

 

 

それから数10年。
休眠時期もあったけど、今も車両が増備されています。

一方で線路は数年前にあらかた売却してしまい、今は複線線路で少し大き目のエンドレスがつくれる分量のみ。
敷設準備が面倒なのと、初期の頃とはことなりフル編成が主体となっていることから、年に数度走らせる時はレンタルレイアウトという状況。

 

そこで思いついたのがモジュールレイアウト。
レイアウトの作成は何度も夢見ながら、場所の問題や保管方法、思い描く線形など様々な条件から製作には至らず。
モジュールレイアウトも何度も夢想しながら、規格が決まらず妄想止まり。

 

しかし妄想すること数10年!
(大げさではなく、実際に10年は規格を考えてきた)
Tトラック規格をベースにようやく、我が鉄道のモジュール規格が決まりました。

 

直線モジュールは、Tトラックのダブルを基本とします。

ベースサイズは618mm✕300mm。
線路はユニトラックを基本として620mmを複線間隔33mmで敷設。

ベース手前端から38mmの位置に外側線のユニトラック道床が来る位置に決定。

直線モジュール

思案を重ねたのが曲線モジュール。

KATOの一般的な曲線規格は外側線がR315mm、内側線がR282mm。
しかしこの曲線は上から見るといかにも急すぎて、21m級の車両など車体中心付近ではレールが見えてしまう始末。

そこで曲線半径は大きく採ることにして試行錯誤の結果、複線カント付きレールを用いながら緩和曲線的な考慮もして、カーブの入り口は414mm/381mmのアプローチから、45°の曲線は480mm/447mmとユニトラックでは最も大きな半径の複線レールを採用することに決定。

この場合の曲線モジュールは557mm四方になりますが、基本的には角部分を落とすことにしました。

曲線モジュール

この線形を決め、ベースボードはスタイロフォームを採用しつつ、必要な箇所は木材を併用することに決定。

まずはそれぞれ1つづつプロトタイプを作成してみることにします。