関西空港の開港による関西空港線への快速列車用として登場した223系
その後、東海道・山陽線用の1000番台、2000番台が登場し、以後も線区に合わせた番台区分とあわせて増備が行われた、JR西日本の近郊型電車の標準形式とも言える車両です
さて、関西空港線と阪和線での使用を目的に導入された223系は、その後の編成組換や車両増備のため、2000番台をベースとした2500番台が追加投入されます
阪和線・関西空港線の車両が敢えて区別されるのは、他番台は2+2列シートなのに対し、空港利用者の荷物などへの配慮から1+2列シートになっている点が大きいのでしょう
それはさておき、0番台と増備車である2500番台では、先頭車両の前照灯の形状が異なるので容易に識別できます
0番台は円形ですが、2500番台は他番台と同様に角型です
写真は0番台2編成が並んでいる様子ですが、尾灯の位置に注目です
落成時は丸形ケースの前照灯とステップ部の尾灯でしたが、体質改善工事によって、丸形ケース内に尾灯もまとめられています
ちょうどこの2種類が並んで停まっていましたので比較写真として撮影しました
左が体質改善工事車です
未更新車の尾灯が点灯していないのが残念ですが、雰囲気はわかっていただけるのでは?