天鉄局NB運転区

国鉄天王寺鉄道管理局で活躍した車両の話題を中心に、鉄道模型(Nゲージ)とBトレインの話題なども記してゆきます。

客車

KATOから「はやたま」発売の可能性

KATOから、夜行鈍行列車「山陰」のセットが発売されることになったのは皆様ご存知と思います。 夜行普通(鈍行)列車に愛称がつくようになったのは、KATOのサイトにも記載があるように、寝台券の予約をマルスシステムで行うようにするために必要だったからで…

KATO から カニ25??

ランキング参加中鉄道 先日KATOから発表された20系寝台特急「さくら」の発売情報。 パンタ撤去後のカニ22を擁する編成の再販は皆さんすでにご存知のとおりです。 10-1872 20系寝台特急「さくら」長崎編成 8両セット[KATO]【送料無料】《04月予約》価格: 13…

カニ22の「さくら」再販

昨日、カニ22について久々に記事を書いたわけですが・・・ KATOからこんな発表が! 当区には天鉄局とは関係ありませんがカニ22を擁する20系編成が1本在籍しています。(その他にも20系の編成は3本ほどありますが) [鉄道模型]カトー (Nゲージ) 1…

カニ22のパンタグラフ撤去時期

5年少し前のことですが、4回にわたり、カニ22というパンタグラフを持った異色の客車のお話を記しました。 この中(その3)でカニ22のパンタグラフがいつ撤去されたのかに若干言及していますが「あさかぜ」にカニ22が充当されたことの考察の中でのこ…

和歌山市駅発 東京行

前回は、東京発和歌山市駅行の夜行列車について書きました。 今回はこの列車の逆方向、和歌山市発東京行きの列車について、同じく昭和39年10月ダイヤ改正(東海道新幹線開業)の時刻表から追いかけてみます。 和歌山市~王寺 まずは和歌山市駅を和歌山線の 5…

東京発 和歌山市駅行

東京発和歌山行の夜行列車について

車両の前後

自動車や飛行機、また船舶はパッと見て前後が明確にわかります。 一方で鉄道車両はパッと見ても前後がわからない車両が結構あります。 昔の蒸気機関車は前後がすぐに分かりましたが、ディーゼル機関車や電気機関車の多くはどちら側も同じ様に見えて前後がわ…

カヤ27

先日、機会があり上京してきました。上野東京ラインの列車で大宮から南下していると、沿線には見るからに鉄な方々が・・・。 夏休み中なので、小中学生などが陣取ることもあるのですが、オトナのお友達も沢山見受けられるので、何か変わったものが来るのだろ…

ジオラマ103に行ってきました

大阪恵美須町にある鉄道ジオラマカフェ「ジオラマ103」に行ってきました。 大阪メトロ恵美須町駅をでてすぐの場所にお店があり、開店1周年ということでしたが、先日まで全く知りませんでした。 最近、時々貸しレイアウトで車両を走らせるのを楽しみにしてい…

所属20系客車3編成の実車番を検証する

当区に所属する20系客車も気がつけば一大勢力に。 各編成の車番を考察して、極力同一番号が存在しないように調整したいと思います。 まずは列車の編成とそれぞれの時代に当該する車番についてですが、以下の各記事をご覧頂きたく思います。 当区に最初に配置…

新規入線

しばらく記事を書いていません(汗 でも地味に車両は入線しています。 ココ最近で入線したのは・・・ ・181系特急電車 既に6両編成1本が所属していましたが、フル編成化のため6両編成がもう1本入線。(安く尾久回送されていたため)余剰となる車両は転属…

20系客車の室内灯について

夜行列車を模型で走らせる時、先頭車の前照灯や、後尾車の尾灯は勿論ですが、各車両に室内灯をつけたいものですよね。 車端部となる車両には、前照灯や尾灯が標準で組み込まれた模型も多くなっていますが、流石に室内灯はオプションです。 昔は豆電球(とい…

カニ22 シングルアームパンタ

EF58やEF59、EH10といった一部の旧型電気機関車に、PS22下交差パンタグラフが取り付けられたことがありましたが、それを思い出してちょっと遊んでみました。 写真はちょっとぶれていますが、カニ22にシングルアームパンタグラフPS33Cを取り付けてみました…

ナハ20

20系客車は寝台車というイメージが強いのですが、実際にはナロ20やナハ20といった座席車もありました。また最初期はナハフ20だけでナハネフはありませんでしたから、全車寝台とは考えていなかったのでしょうね。 そんな20系ですから、登場からかな…

昭和53年10月2日ダイヤ改正 その14(広ヒロ・広セキ・門ハイ・鹿カコ)

「ゴーサントー」の特急用寝台客車の配置を記しています。 今回でこのシリーズは(一旦)最後です。”一旦” というのは、今後もう一度、車両基地単位ではなく、車種単位で再掲しようと考えているからです。 今回は、これまでの13回で紹介できていない車両基地…

昭和53年10月2日ダイヤ改正 その13(大ムコ・米ヨナ)

「ゴーサントー」の特急用寝台客車の配置を記しています。 東北方面の列車を見てきましたから、今度は関西発着の列車を見てみたいと思います。向日町運転所と米子客貨車区です。 向日町運転所では関西発九州方面寝台特急を受け持っていました。改正前は「明…

昭和53年10月2日ダイヤ改正 その12(秋アキ・盛アオ)

「ゴーサントー」の特急用寝台客車の配置を記しています。 東北方面の列車について、前回は尾久客車区を見てみました。今回は秋田運転区と青森運転所です。 秋田運転区では改正前と変わらず「あけぼの」2往復を受け持っていました。20系寝台車によるニ、ロ…

末期の銀河(24系時代)を再現する

急行「銀河」に特急用寝台車両が充当されたのは昭和51年の20系からで、昭和60年3月には14系寝台車に、そして昭和61年11月には24系客車に置き換えられ、平成20年3月のダイヤ改正で廃止になるまで使用されました。 いわゆる ”ブルートレイン” 車両が使用された…

青大将客車の登場(その2:EF58)

「青大将客車の登場」と書きながら、その時期検証の第1回目はEF58電気機関車です(笑 まぁ、機関車が存在しなくては列車は動きませんからご理解ください。それと、このサイト名は「天鉄局」ですので、天鉄局と後に縁ができるEF58の44号機や66号…

マイテ58-1

本日入線したのはこの車両。マイテ58-1です。 マイテ58-1は青大将塗色でKATOの「はと」セットに入っていますが、その前の時代を再現する茶色時代が、KATO京都店の特別限定品で登場しました。 以前より予約をしておりましたので本日引取、そしてそのまま…

青大将色客車の登場

竜華機関区のゴハチで最も人気があったのは、言わずとしれた66号機。大窓ヒサシ付きのスタイルが人気の理由でした。晩年のゴハチで大窓だったのは東の61号機と西の66号機でしたから、さもありなんです。 そんな66号機ですが、青大将色を纏って活躍し…

紀勢本線 最後の客レ運用

ここしばらく、記事がカニ22を中心とした20系の話題、そして少し貴志川線の話題、という具合に「天鉄局」とはおよそ直接関係のない話題ばかりでしたので少し天王寺鉄道管理局関連の話題など・・・(苦笑 EF58牽引の定期列車として、また10系寝台客車連結…

寝台特急「安芸」24系時代の車番を検証する

KATOから24系のリニューアルが順次生産されています。今度は「瀬戸・あさかぜ」が5月に発売ですね。 リニューアル品では形式も番台区分も増え、随分といろんな列車が組めるようになってきました。(とはいえ最近はセット売りだけなので好みの編成を組むのは…

客車の基本常識(vol.3)

今ではすっかり目にすることが無くなった客車列車。ブルートレインと呼ばれた寝台特急が次々と廃止になり、その豪華版として登場したカシオペアやトワイライトエクスプレスも廃止になりました。 国鉄末期に登場した「ジョイフルトレイン」は、どこにでも行け…

寝台特急あさかぜ(20系時代)

「あさかぜ」といえば、最初に20系寝台客車が導入された列車であり、同時に最後まで20系客車が使用された寝台特急列車でした。 私は既に定期運用からは離脱して、臨時列車「あさかぜ51/52号(のちにあさかぜ81/82号)」として運用されていた時代しかしりませ…

カニ22時代の品川区20系車番を検証する

さて、カニ22の(品川区配属時の)運用状況が大体わかってきた時点で、模型化に際して車番が気になります。いままでほとんど気にしてこなかった車番ですが、これだけメーカーがセットで車番を分けて組み込んでくると気になりだしますね(笑 当方の目論見と…

カニ22という車両(その4:品川区での運用)

カニ22の「あさかぜ」運用について編成考察します。 日車夢工房のサイトによると昭和39年から昭和40年10月のダイヤ改正まで「あさかぜ」にもカニ22が充当されていたとあります。 一方で列車編成をつぶさに掲載している「ARC資料館」でも昭和39年10月1日…

カニ22という車輌(その3:パンタグラフ撤去)

独特の外見を持つ電源車 カニ22 について考察しています。 カニ22という車両(その1) - 天鉄局NB運転区 カニ22という車両(その2:あさかぜ運用) - 天鉄局NB運転区 昭和38年には全6両が出揃ったカニ22ですが、51番のみ昭和35年の落成直後に…

ナハネ20×2

先日からカニ22の話ばかりですが・・・(笑 KATOの「さくら」セット(カニ22パンタありの方)を入手したのでどの編成を組成するかで悩んでいます。勿論フル編成です。 ちなみにおさらいしておくと、KATOの「さくら」セットに入っているのは・カ…

カニ22という車両(その2:あさかぜ運用)

昭和35年と昭和38年の2回に亘り合計6両が新造されたカニ22。MGを搭載し、電源取得のために客車ながらパンタグラフを搭載するという変わった外見が注目を集めました。 しかし、誕生後すぐに51番はMGを撤去され(しかしパンタグラフは搭載したまま)「はや…